遺跡や史跡が多く、歴史に彩られたまちという印象。昔の人にとってもここは暮らしやすい場所だったのではないかと思います。
- [更新日:2018年4月16日]
- ID:3079
岩倉には、歴史を感じる貴重な文化財がいっぱい!
(岩倉城)
市指定史跡である岩倉城は、織田敏広の時代に築城されたと言われており、岩倉城が織田伊勢守の
本城として尾張上四郡の支配の拠点となった期間は約80年間とされています。
昭和63年から平成3年にかけて行われた愛知県埋蔵文化財センターによる岩倉城の発掘調査で、
館跡掘割などが推定できるようになり、また城内における生活の一端を示す遺物も発見されました。
現在では城跡碑や地名に城の名残を留めているに過ぎませんが、当時の城の構えは、東西約90m、南北約170mの二重堀であり、館と望楼があったといわれています。
(史跡公園)
愛知県指定史跡である大地遺跡は、木曽川がつくった自然堤防上に位置し、尾張平野の弥生文化を
明らかにしていく上で非常に重要な遺跡です。この遺跡から竪穴住居址や全国的にも珍しい広口の
壺が発見されています。岩倉市では平成8年度にこの大地遺跡の上に竪穴住居を想像復元すると
ともに、市指定文化財の鳥居建民家を移築し、市民の憩いの場となるよう史跡公園として整備しました。
史跡公園は小学生の社会見学や遠足に利用されたり、鳥居建民家を利用した茶会が催されたりして
親しまれています。
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