岩倉の最大の資産である「桜」を「日本の桜の名所」として海外からの旅行者に広めることで、岩倉市としても知名度をＵＰさせることを狙ったアイデアです。

告知する場所を「岩倉～名古屋駅」「外国」へと広げています。外国ではより多くの人に岩倉を広める施策、名古屋駅では岩倉に来てもらうための施策、岩倉では人を迎え入れるための施策。岩倉までの動線上で、その場所にあった告知をするという、具体的で分かりやすい提案でした。

魅力を伝えたい対象となる「小学生以下の子供がいる家族」が、「便利」と感じるだろう施設をくまなく取り上げ、それぞれの魅力的な点を実感値をベースに掘り下げています。そして、利用者だからこそわかる具体的な魅力がたくさん出てきました。

広める活動の中では、「近隣自治体」と協力して宣伝し合うことで、相乗効果を狙う、というものが面白い。お互いに切磋琢磨できるような施策は、社会全体の暮らしやすさを考えるきっかけにもなりそうですね。

「コンパクトだからこそ便利」という新しい都市の発想を取り入れて、岩倉のくらしやすさを明確にし、その中で、岩倉らしい資産としての自然・福祉・公共施設、そして、い～わくんを活用したアイデアです。

具体的な「コンパクトだからこそ便利」を裏付ける事柄を、さらにバージョンアップさせて、効果的にアピールすることで、岩倉への関心を高めてくれそうですね。

岩倉市の「便利さ」を伝えるためには、「話題を作って注目させることが大事」という着眼点から、伝えたい対象者に合わせた「注目の集め方」について、考えてくれました。

中でも「ヨーヨーの世界チャンピオン」を起用した施策などは、まさに岩倉市ならでは。伝えたい対象の「子供」向けにはピッタリ。インスタグラム等のＳＮＳなどのメディアを使った口コミ施策も20代の対象者に向けては最適です。他にも、「午後5時のチャイム」の活用など「便利さそのものを告知に使う」という視点も面白い。市民からの注目も集められるかもしれませんね。

今回、２つのテーマを考えてくれました。事前にノートにアイデアをメモしてくるなど、とても熱心に取り組んでくれました。１つ目は、「岩倉の自然」。自然が多い＝家屋の密集が少ないことなどが、災害がなく安心した暮らしに結びつく、という新しい価値の発見がありました。２つ目は、「総合体育文化センター」を、岩倉のくらしやすさのシンボルとしてアピール。伝えたい人をきちんとイメージして考えると、おなじみの施設も、新しい魅力として発信することができますね。

岩倉駅から電車に乗ることの利便性をアピールしてくれました。「電車がたくさん停まる」という便利さはもちろん、電車と駅を使ってもらうためお得で楽しい施策がたくさん出てきました。

岩倉市民から絶大なる人気を誇る「い～わくん」を使ったＰＲでは、い～わくんと一緒に電車に乗れるという子供が喜ぶアイデアで、週末のお出かけする人の利用増加を狙っています。岩倉市の資産を使ったアイデアで、その魅力をより強く発信することができますね

桜＝春に注目が高まる五条川。けれど、本当は「春・夏・秋・冬と、1年通して様々な魅力がある」という点に着目し、年間で楽しめるアイデアを考えてくれました。

四季折々の五条川が楽しめるイベントを開催することで、今まで知られにくかった岩倉市の魅力をアピールすることができます。他にも、岩倉市にあるお店とコラボする施策など、市全体を巻き込んだ動きにするのは面白い。市民からの注目度も上がり、市の新しいイベントになると楽しいですね。