「安全・安心なまち宣言」

人々が力を合わせて守り育ててきた五条川と桜並木、そして多くの文化遺産に恵まれた岩倉は、歴史と伝統が息づいているまちです。だれもが、心をかよわせ、助け合いながら、いつまでも幸せに、安全で安心して暮らせるまちは、いつの時代でも市民すべての願いです。
しかし、近年、犯罪が多発し凶悪化の一途をたどっており、加えて少年犯罪の増加、更には暴力団による市民生活や企業活動への介入など、極めて憂慮すべき状況にあります。岩倉市においても、ひったくり、空き巣、自動車盗、車上ねらいなど市民に身近な窃盗犯罪が多発し、私たちの暮らしを脅かしています。
こうした事態に対して、岩倉市は、「岩倉市防犯ネットワーク会議」を中心に、安全・安心パトロールなどさまざまな防犯活動の取り組みを推進しています。防犯に対する市民の関心も、かつてない高まりを見せ、平成15年8月1日には市民の手による「地域安全パトロール隊」が全区で発足し、地域が一体となった自主的な防犯活動が展開されています。
岩倉市はここに「地域の安全は自らの手で守る」を合言葉に、市民・行政が一体となって「犯罪のない安全で安心して暮らせるまち岩倉」を目指し、安全・安心なまちとしていくことを宣言します。

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