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職員紹介(令和5年8月31日)

[2024年1月9日]

ID:6536

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職員紹介

須藤(協働安全課)

Q. 協働安全課ではどんな仕事をされていますか。

A. 岩倉市民プラザや市民活動支援センターの管理、町内会、自治組織、地域コミュニティーなどの市民協働の推進などに取り組んでいます。岩倉市では、生活が豊かになるよう、市民の方が主体となって街の課題を解決するための市民活動が盛んに行われており、現在、市民団体は200を超えています。また、多文化共生及び国際交流に関することにも力を入れています。


Q. 市民活動が盛んに行われているということですが、協働安全課の職員の方も参加されたり、何か意見を言われたりすることもあるのですか。

A. はい。市の職員も、一参加者として活動に参加したり、確認に行ったりすることがあります。市から助成金を出している団体には、より公益的になるよう意見を出したりもしますが、自主的な活動に関しては、深く干渉することは避けるようにしています。あくまでも、市民と行政は対等な立場であり、自主性を重んじているんです。


Q. 先ほどの説明に「ふれあいタクシー」という言葉が挙げられていましたが、その内容について詳しく教えていただけますか。

A. ふれあいタクシーというのは、高齢者や障がい者、妊婦さんや小学校へ上がる前のお子さんなど、自分で移動するのが困難とされる、交通弱者の方のための移動支援サービスのことです。自宅から目的地までのタクシー運賃を、助成金として市が負担することで、大勢の方に利用していただいています。公共交通機関を使う際、本来であれば、自らの足でバス停まで足を運ばなければいけませんが、タクシーで送迎することで、自宅からの移動が可能となるので、外出が難しい方には便利なサービスとなっています。


Q. どの程度の距離まで送迎していただけるのですか。

A. 岩倉市内であればどこでも送迎可能です。岩倉市内の病院や駅までの利用が多いですが、市外の利用も可能にしてほしいといった意見も挙げられています。

 

Q. 小学校へ上がる前のお子さんが利用する場合、連れ添う親御さんの料金は別途支払う必要があるのですか。

A. 対象となるお子さんが乗車される場合、同乗されるご家族の方も無料となります。

 

Q. 私は国際関係学部に所属していて、国際交流に非常に興味を持っているのですが、協働安全課で取り組んでいる国際交流事業にはどんなものがありますか。

A. 協働安全課で取り組んでいる国際事業としては2つに分けられます。1つは、国際交流です。言葉の通り、市民の方に国際交流をしていただく中で、国際感覚を養ってもらおうといった取り組みを行っています。例えば、岩倉市役所に勤めているベルギーの職員が岩倉市の小中学校へ出向くことで外国文化を伝えたり、国際交流協会を設け、留学支援制度を幅広く用意するなどしています。2つ目は、多文化共生です。これは、外との国際交流とは異なり、岩倉市内に在住している外国籍の方が充実した支援が受けられるようにする内側の取り組みのことです。例えば、市役所に来られる方の中にブラジル国籍の方が多くみられるため、ポルトガル語が話せる職員を市民窓口に常に配置するなどの工夫をしています。日本にいる外国籍の方は、日本語も分からず、母語の対応ができる教員も少ないために引きこもってしまいがちです。そこで、日本語習得のための支援を行い、そういった方に寄り添うことを心がけています。私が体験した事例でいうと、令和2年までは、日本語を習得するための教室が一つもなく、何とかしてほしいと市民の方から声が多く上がっていました。これを受けて、市民活動を中心とし、市が応援する形で、新しい日本語教室を立ち上げました。市民と行政が協力し合うのが協働ですから、理想の形になったのではないかと思います。岩倉市の人口は約48,000人で、そのうちの6%が外国籍の方なので、愛知県で7番目に外国人が多いんです。

 

Q. 仕事をする中でやりがいはありますか。

A. 何か問題や課題があっても市役所だけでは始まらないことが多いです。予算を取ったとしても、職員だけでは成り立たず、市民の協力があって初めて成立することばかりです。そのため、そういった活動が、市民協力を経て実現したときは喜びを感じます。

 

Q. では、大変だと感じることはありますか。

A. 市の仕事というのは、ずっと同じようなことをしているように見えるかもしれませんが、変化も必要です。例えば町内会というのは、元々その地域に住んでいる人にとっては変わりないものですが、少子高齢化や定年の延長も相まって、参加してくれる人が減り、解散の危機に瀕しています。そういった諸問題を自分事として考えてくれる市民は少なく、関心のある人も減ってきています。そのため、危機感を持って取り組んでもらえる人が少しでも増えると、現実可能となる活動なども増えてくるのではないでしょうか。

 

Q. 最後に、今後取り組んでいきたいと考えていることや、新しく始めようと考えていることはありますか。

A. 重複する部分もありますが、市民の人に参加してもらう手立てを考えていかなければならないと強く思います。呼びかけによって協力してくださる市民も大勢いらっしゃいます。そういった方たちの期待に応え、岩倉がより良い市になるよう、今後も取り組んでいきたいです。


インタビュアー:中部大学 国際関係学部 国際学科 3年 伊藤さん

お問い合わせ

岩倉市役所総務部秘書人事課秘書広報グループ

電話: 0587-38-5801

ファクス: 0587-38-2471

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