五条川健幸ロードで健康づくり!
- [更新日:2024年9月20日]
- ID:3404
岩倉市では、健やかで生きがいのあるまち「健幸長寿社会の実現」を目指して、平成30年12月1日に「健幸都市いわくら」を宣言し、また、平成31年3月には、健やかで楽しく続けられる運動習慣づくりのために「五条川健幸(けんこう)ロード」を整備しました。

五条川健幸ロードとは
八剱憩いの広場に健康づくりや体力づくりに活用できるウォーキングサイン(路面標示)や健康器具を設置し、井上橋から大市場橋までの五条川堤防道路に次の橋までの距離を示した橋名板が設置されています。


1 健康器具の紹介

1 健康器具とは
「健康器具」とは健康づくりのため気軽に運動できるように設置されている大人向けの運動器具です。
筋肉を鍛えたり、自分の体力をチェックするなど、日頃から気軽に使うことで運動不足の解消にもつながります。自分の体力に合わせて使い、健康づくりにお役立てください。

2 使用時の注意
・準備運動、整理体操をしっかりと行いましょう。
・運動しやすい服装と靴でご利用ください。
・器具ごとの正しい使用方法でご利用ください。
・無理な姿勢での運動や過度な運動は避けてください。
・健康器具に不具合があると感じたら使用しないでください。
・雨の日や雨上がりは、器具が滑る場合があります。十分に注意してください。

3 健康器具の種類
立ち上がりベンチ

(効果)下肢の筋力測定、筋力トレーニング
(使用方法)片脚または両脚で、決まった高さから立ち上がれるかどうかで下肢の筋力をチェックします。
使用方法及び測定結果
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
腕伸ばし器具

(効果)バランス感覚の向上、転倒予防
(使用方法)
1 コマを目盛り「0(ゼロ)」の位置に移動します。
2 両手を水平に伸ばして、コマが指先に触れる位置に立ちます。
3 バーにもたれないようバランスを保ちながらコマを前方へ押し出します。コマが動いた長さを確認しましょう。
(測定結果)
年代別の基準値です。(出典 Isles RC.2004)
年代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 |
---|---|---|---|---|---|---|
基準値 | 42.7cm | 41.0cm | 40.3cm | 38.0cm | 36.8cm | 34.1cm |
ぶら下がり器具

(効果)背中・肩・胸の筋肉の柔軟性の向上、腕・肩・腹の筋力向上
(使用方法)
(1)軽く手を伸ばして届くバーに手をかけます。
(2)両手でバーを握り、足の裏を地面につけたままゆっくりぶら下がるように膝を曲げ、背中を伸ばします。
※ぶら下がりからはじめて懸垂へと、徐々に運動のレベルを上げていくこともできます。

2 ウォーキングサイン(路面標示)
八剱憩いの広場前の堤防道路に、歩幅・歩行速度が測定できる路面標示があります。
歩幅や歩行速度は、身体のバランス機能や、筋力などの全身の運動機能の指標となります。健康寿命や転倒発生とも関係が深く、自分の歩幅や歩行速度を知ることで、そのリスクを把握することができます。
◎歩幅測定 10mの距離を歩いた歩数から歩幅を求めます。
◎歩行速度測定 100mの平板を利用し、何秒で歩行したかで速度を求めます。
歩行速度を測ってみよう!
筋力が落ちると歩行速度も落ちるといわれています。100mを100秒で歩く速さを維持するようにしましょう。
測定方法・測定結果
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

3 橋名板

現在、五条川堤防道路にある橋名板に加え、新たに「五条川健幸ロード 橋名板」を設置しました。この橋名板には、次の橋までの距離が記されています。ウォーキング等で歩いた距離を知る目安として活用してみましょう。

4 楽しく運動を続けよう!
プラス10でプラス1,000歩
運動が体に良いことは分かっていても、なかなか運動に取り組めない。
そんな人におすすめなのが、まずは今より10分多く歩くこと。歩行10分が約1,000歩で距離は約1kmとなります。体を動かすことに意識して取り組むことは、運動不足の解消だけでなく、健康づくりの第一歩になります。
ウォーキングで健康づくり
ウォーキングは体に無理な負担をかけない理想的な有酸素運動です。
普段から意識して体を動かすことで、生活習慣病を防ぎ、健康度を高めることができます。
ウォーキングの効果
・血液循環が良くなり、心肺機能が高まる。
・肥満を予防・解消する。
・骨や関節を適度に刺激する。
・血圧やコレステロール値への好影響が期待できる。
・気持ちよく体を動かせばストレスを解消できる。
ウォーキングを安全に行うためのポイント
【服装・靴】
服は、季節・天候に合わせて動きやすい素材を選びましょう。
靴は、「つま先にゆとりがある」「かかとがフィットする」「かかとにクッション性がある」「ひもで調整できる」「滑りにくい」ものを選びましょう。
【水分補給】
運動の前、運動の合間、運動後などこまめに水分補給をしましょう。
【運動を控えたほうがよいとき】
熱がある、血圧が高いときなど体調が悪いとき。また、体にだるさや痛みがあるときには無理をしないようにしましょう。
【ウォーキング前後にストレッチしましょう】
・準備体操 筋肉をほぐすことで、十分に体が温まり、体を運動に適した状態にします。
・整理体操 運動した後のクールダウンの効果とともに、疲労回復を早めます。
「ウォーキングのポイント」と「かんたんストレッチ」
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
いろんな歩き方と消費カロリー
あなたはどんな「歩き方」をしていますか?
少し歩き方を変えるだけでも運動量(消費カロリー)は変わります。次の資料も参考にして、今の歩き方をステップアップしてみましょう!
◎100kalを消費するために必要なウォーキング時間(※安静時エネルギー量を除いた消費エネルギー量)
歩き方 | 体重50kg | 体重60kg | 体重70kg | 体重80kg |
---|---|---|---|---|
ゆっくり歩行 | 75分 | 65分 | 55分 | 50分 |
普通歩行 | 55分 | 50分 | 40分 | 35分 |
速歩 | 40分 | 30分 | 25分 | 25分 |
ジョギングと歩行の組み合わせ | 25分 | 20分 | 15分 | 15分 |
ジョギング(ゆっくり走る) | 20分 | 15分 | 15分 | 10分 |
ランニング(速く走る) | 15分 | 15分 | 10分 | 10分 |
(出典)厚生労働省「健康づくりのための身体基準2013」
◎100kcal分の食事の目安
100kcal分の食事
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

5 健康メモ「ロコモティブシンドロームを予防しよう」
ロコモティブシンドローム(略して「ロコモ」)とは、骨や関節、筋肉などの「運動器」が衰えた状態のことです。この状態が進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
◎誰もがロコモになる可能性があり、早い人では40歳代から、膝痛では腰痛などの兆候があらわれ始めます。
◎ロコモを予防するために、日頃から足腰を動かす習慣を身につけましょう。膝などに痛みを感じたら、放置せずに治療しましょう。
ロコモ度チェックとロコモ予防体操
足腰きたえて、いつまでも若々しく!

6 市内公共施設にある健康遊具
市内の公共施設にも健康遊具(誰でも気軽にストレッチや簡単な筋力トレーニングなどの運動ができる遊具)があります。自身の体力レベルや目的に合わせて健康増進に取り組むことが出来ます。詳しくは「健康遊具」をご確認ください。
お問い合わせ
岩倉市役所健康こども未来部健康課健康支援グループ
電話: 0587-37-3511 ファックス: 0587-37-3931
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます