岩倉市同報系防災行政無線について
- [更新日:2017年6月1日]
- ID:2194
同報系防災行政無線システムについて
岩倉市は過去、「濃尾地震」、「伊勢湾台風」および「東海豪雨」等の災害において、多くの被害に見舞われました。
近年は、台風をはじめゲリラ豪雨等による風水害、さらには南海トラフ地震の発生が危惧されています。
このことから、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」を教訓とし、各種災害発生時における地域住民に対する迅速な情報伝達手段の確保が重要であることから、平成26年4月1日より「同報系防災行政無線システム」の運用を開始しました。
同報系防災行政無線システムとは
同報系防災行政無線システムとは、岩倉市役所にある「親局」および岩倉消防本部にある「遠隔制御設備」から、無線送受信装置を介し、市内各所に配備された「屋外拡声子局」「戸別受信機」より、音声通信を行うシステムです。緊急地震速報(震度5弱以上)、国民保護情報、大雨等における避難情報等を一斉にお知らせする装置となっています。
また、国民保護情報、大雨等における避難情報等を緊急速報メールにて送信することもできます。
大規模災害の際には、固定電話・携帯電話等の一般通信システムが通話不能や規制が発生することがありますが、その様な状況下でも情報配信を多様化することにより大きな力を発揮するシステムです。
屋外拡声子局について
屋外拡声子局とは、約17mの柱に屋外用スピーカーを載せたもので、市内20箇所に設置しています。緊急地震速報(震度5弱以上)、国民保護情報や特別警報等緊急事態発生時には、この屋外拡声子局より、一斉に情報伝達を行います。
この屋外拡声子局には、通話機能付の外部接続箱がついており、親局設備(岩倉市役所)と通話することもできます。
また、蓄電池を備えているので、停電時にも放送することができます。
屋外拡声子局の設置個所については、下記の添付ファイルよりご確認ください。
屋外拡声子局一覧表
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
戸別受信機について
戸別受信機とは、親局設備(岩倉市役所)からの放送を屋内で聞くものです。
市内公共施設、各自主防災会長宅等市内に約100箇所設置しています。
録音機能付なので、不在の時でも、後から放送内容を確認することができます。
放送内容について
緊急放送
放送時刻:必要時(緊急時や災害時は昼夜問わず放送しますので、ご了承ください。)
放送内容:震度5弱以上の緊急地震速報(震源が近い場合は、緊急地震速報が間に合わない場合があります。)
各種特別警報発令
避難準備情報、避難勧告、避難指示
国民保護情報(弾道ミサイル情報、武力攻撃情報等)
地震防災信号(東海地震が発生すると判定された「警戒宣言」発表時等)
火災信号(消防団出動信号)
サイレンパターン:地震防災信号(東海地震が発生すると判定された「警戒宣言」発表時等)
・(45秒サイレン吹鳴 + 15秒休止)×3回
火災信号(消防団出動信号)
・(5秒サイレン吹鳴 + 6秒休止)×6回
なお、火災信号時は、市内20箇所設置している屋外拡声子局のうち、下記のとおりサイレン吹鳴を行います。
(1)尾北自然歩道石仏休憩所
(2)神野ふれあい広場
(3)長瀬公園
(4)大矢公園
(5)第三児童館
(6)大市場町公会堂
(7)野寄町公会堂
(8)川井町公会堂
(9)防災コミュニティセンター
夜間時(午後7時から午前7時)では次の5箇所も併せてサイレン吹鳴します。
(10)岩倉北小学校
(11)岩倉中学校
(12)総合体育文化センター
(13)岩倉南小学校
(14)辻田公園
定時放送(電子音楽放送)
放送時刻:夕方5時(毎日)
放送内容:平日(いわくらだいすきいーわくん)、休日(みんなの岩倉いーわくん)
その他
放送時刻:随時
放送内容:人命に関わる緊急放送(徘徊高齢者捜索、行方不明者捜索、不審者情報)
防災訓練などに関わる放送、情報伝達訓練に関わる放送
選挙放送
黙とう等サイレン吹鳴
その他(多くの市民に一斉に情報伝達をしなければならない場合)
防災行政無線Q&A
Q.1 放送内容がよく聞き取れなかったんだけど、どうしたらいいの?
風向きや雨音等の気象条件、地形や建物による反響等により、放送内容が聞こえにくい場合があります。
こうした場合、放送内容の確認をしていただける3つの方法があります。
1 防災ダイヤル
下記番号へ電話をしていただくと、放送内容と同じ内容の情報を聞くことができます(通話料は利用者負担)。
防災ダイヤル 0587-37-0099
2 岩倉市ほっと情報メール(緊急通報や重要度の高い放送のみ配信)
携帯電話やパソコンのメールアドレスを事前に登録しておけば、防災行政無線の緊急通報や重要度の高い放送の内容がメールが送られてきます。
自動的にメールで届くので、読み返しや他の方への転送もできます。ぜひご登録をしてください(通信料のみ利用者負担)。
岩倉市ほっと情報メールの登録方法
※ 設定画面で「防災情報」にチェックを入れてください。
3 市ホームページ
防災行政無線の放送内容は、市ホームページにも掲載します。
(ただし、夜間や土日祝日の場合、掲載までに時間がかかる場合があります。)
Q.2 定時放送の音楽は何のために流すの?
定時放送は、所定の時刻(夕方5時)をお知らせする他、日々の動作確認を兼ねています。
定時放送が流れないときには、協働安全課(電話0587-38-5831)までご連絡をお願いします。
Q.3 サイレンが聞こえたけれど、テレビやホームページで何もニュースになっていないけど、大丈夫なの?
東海地震警戒宣言発令や避難情報(避難勧告や避難指示等)等の災害情報発令時にサイレンを吹鳴しますが、この場合、テレビやホームページ等より広く情報を周知されることが想定されます。
ご質問のような場合は、岩倉市内に火災が発生し、消防団を招集するためのサイレン吹鳴が考えられます。
消防団招集のサイレンパターンは下記のとおりです。
建物火災による、消防団招集サイレンパターン
・(5秒サイレン吹鳴 + 6秒休止)×6回
なお、火災信号時は、市内20箇所設置している屋外拡声子局のうち、下記のとおりサイレン吹鳴を行います。
(1)尾北自然歩道石仏休憩所
(2)神野ふれあい広場
(3)長瀬公園
(4)大矢公園
(5)第三児童館
(6)大市場町公会堂
(7)野寄町公会堂
(8)川井町公会堂
(9)防災コミュニティセンター
夜間時(午後7時から午前7時)では次の5箇所も併せてサイレン吹鳴します。
(10)岩倉北小学校
(11)岩倉中学校
(12)総合体育文化センター
(13)岩倉南小学校
(14)辻田公園
また、火災に関する情報は岩倉市消防本部のテレホンサービスで確認することができます。
岩倉市消防本部テレホンサービス 0587-38-3119(自動音声案内)
※ 黙とう等によるサイレン吹鳴や訓練放送等によるサイレン吹鳴を行う場合もありますが、その場合は、ホームページや広報紙等にて事前周知を行います。
問い合わせ先
・防災行政無線全般に関するお問い合わせ
協働安全課防災安全グループ
電話:0587-38-5831 ファックス:0587-66-6380
・火災信号に関するお問い合わせ
消防本部総務課
電話:0587-37-5333 ファックス:0587-37-1220
お問い合わせ
岩倉市役所市民協働部協働安全課防災安全グループ
電話: 0587-38-5831 ファックス: 0587-66-6380
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます