桜を枯らす外来カミキリについて知ろう!
- [更新日:2025年5月23日]
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特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」は、幼虫がサクラなどの幹を食べるため、木を弱らせて枯らしてしまいます。
繁殖力が高く、放っておくと大量に増えてしまうので、早めの対策が必要です。

クビアカツヤカミキリ対策の勉強会を開催します!
名城大学農学部生物資源学科昆虫学研究室研究員の戸田尚希さんを講師にお招きして、クビアカツヤカミキリ対策の勉強会を開催します。屋内での講義後、実際に五条川に行き、現地調査を行います。(※当日の天候により内容が変更になる場合があります)
開催日時:令和7年7月4日(金)14時から
場所:岩倉市生涯学習センター 研修室1・2
参加費:無料
持ち物:タオル、飲み物、動きやすい服装
定員:30人程度
申込方法:5月23日(金)から7月2日(水)までに、岩倉市環境政策課へ電話。または、市公式ホームページ内の申込フォーム(別ウインドウで開く)からお申し込みください。

特定外来生物クビアカツヤカミキリとは?
特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が愛知県内で確認されています。
クビアカツヤカミキリは、桜や桃の木などの樹木に生息します。成虫の主な特徴は以下の3点です。
・体長22~38mm
・全体的に光沢のある黒色
・胸部(クビに見える部分)が赤い

クビに見える部分のみ赤く(※斑点ではありません)、全体は黒い昆虫です

幼虫に要注意!
クビアカツヤカミキリは、バラ科の木を好み、樹皮の割れ目に産卵します。一度に1,000以上の卵を産む、極めて繁殖力の高い昆虫です。
幼虫は樹木内に生息し、生木の内部で木を摂食し成長します。成虫になるまで1~3年かかり、その間、木の内部を食べてしまうため、樹木を弱らせ枯死させることもあります。
クビアカツヤカミキリから樹木を守るためには、幼虫の早期発見・早期対策が重要です。
フラスと呼ばれる木くずと糞の混合物が、桜の幹から出ていないかどうかが発見のポイントです。
ほとんどの場合、成人の目線の高さ(160センチ程度)以下に発生し、以下の写真1~6の順に進行します。
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4
5

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写真提供:名城大学農学部生物資源学科昆虫学研究室 戸田尚希氏

情報提供にご協力ください
桜等の樹木から細長いひき肉のような形のフラス(木くず、糞の混合物)が出ていたら、中にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。
成虫やフラスを見つけたら、市役所環境政策課まで発見場所や桜のナンバープレートをご連絡ください。

フラス(木くず、糞の混合物)

桜の木の根元に発生したフラス
桜のプレートの例

岩倉市の桜を守るために、みなさんのご協力をお願いします!!
お問い合わせ
岩倉市役所市民協働部環境政策課さくら・川・環境グループ
電話: 0587-38-5808 ファックス: 0587-50-0365
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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