災害時の備蓄について
- [更新日:2024年7月5日]
- ID:3341
なぜ、家庭での備蓄が必要なのでしょうか
市では避難所で最低限必要となる食料品や生活必需品の備蓄を行っていますが、大規模災害の混乱の中では備蓄物資がすぐに配分できるとは限りません。
平成23年3月に発生した東日本大震災では、物流の混乱等により、満足に食料を調達できたのが発災後3日目以降という地域がありました。また、電気の復旧に1週間以上、水道の復旧に10日以上の時間を要した地域もありました。
このようなことから、各家庭においても災害等の非常事態に備え、最低3日分、できれば7日分の食糧・物資を備蓄することが重要になります。
家庭での備蓄方法について
家庭内で備蓄について話し合い、農林水産省の家庭備蓄ポータル(別ウインドウで開く)等を参考に、食料品や水(1人1日3リットル)、照明器具、ラジオ等の情報収集機材のほか、各家庭や個人の実情に合わせ常備薬等の必需品を用意し、定期的に点検・交換を行い、いつでも持ち出しができるようにしておきましょう。
また、災害時は、特にビタミン、ミネラルなどの微量栄養素、食物繊維が不足し、体調を崩し風邪や便秘になりやすくなります。そのため、野菜ジュース等、野菜や果物の加工品も備蓄しましょう。
なお、備蓄は、発災時にすぐに持ち出せる非常持出品と備蓄品を分けて準備しましょう。
非常持出品(例)
貴重品
緊急IDカード、印鑑、現金、健康保険証、運転免許証、母子健康手帳、預金通帳
情報収集法品
携帯ラジオと乾電池、家族の写真(はぐれた時の確認用)、小銭(公衆電話用)、携帯電話、携帯電話の充電器及び予備バッテリー、筆記用具
清潔・健康のためのもの
マスク、テッシュペーパー、トイレットペーパー、歯ブラシ、着替え・下着、お薬手帳、常備薬、タオル、救急セット
食料及びその他準備品
非常食、飲料水、紙おむつ、生理用品、予備の眼鏡
便利品
ヘルメット、懐中電灯と乾電池、笛やブザー、万能ナイフ、使い捨てカイロ、ビニール袋、保温シート、毛布、軍手、スリッパ、給水袋、ライターやマッチ、雨具
非常持出品を準備するときのポイント
- 荷物の量は、避難することも考慮し、女性は10キログラム、男性は15キログラムを目安にしましょう。
- 持出品は、両手が自由にできるリュックタイプの袋などにまとめましょう。
- 自分や家族の状況に応じて必要なものを準備しましょう。
備蓄品(例)
- 食料など
飲料水、非常食(できれば7日分) - 医薬品、清潔環境
タオル、テッシュペーパー、着替え、緊急医療品 - あると便利なもの
ビニール袋、軍手、食用品ラップ、古新聞紙、ダンボール、ライターやマッチ、レジャーシート、軍手
こんなものも準備しましょう
- 乳幼児のいる家庭
粉ミルク、哺乳瓶、離乳食、スプーン、オムツ、清浄綿、だっこひも、バスタオルなど
ミルクを作るためにお湯が必要となりますので、併せてカセットコンロ等も準備しましょう。 - 妊産婦のいる家庭
脱脂綿、ガーゼ、さらし、T字帯、清浄綿、新生児用品、ティッシュ、ビニールシート、母子健康手帳 - お年寄りや障害者のいる家庭
着替え、オムツ、ティッシュ、障害者手帳、補助具の予備、常備薬、予備のメガネ、緊急時の連絡先
ローリングストック法について
ローリングストック法は、家庭で備蓄している食料や水、カセットコンロのボンベ等を普段から定期的に消費しながら、消費した分を買い足す方法です。
備蓄食料を7日分準備することは非常に困難ですが、備蓄食料に、普段愛用しているレトルト食品やインスタント食品を充当すれば、無理なく利用、補充ができますので、家庭内において無理なく7日分の備蓄をすることができます。
お問い合わせ
岩倉市役所市民協働部協働安全課防災安全グループ
電話: 0587-38-5831 ファックス: 0587-66-6380
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