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岩倉市水道事業におけるPFASへの対応状況等について

  • [更新日:2025年7月22日]
  • ID:6992

水道水のPFOSおよびPFOAの検査結果をお知らせします。

※ 水道水は暫定目標値の50ナノグラムを下回っており安全であることを確認しています。

1.【給水栓】検査結果(ナノグラム)

検査結果
水源名R7年度採水場所
5/13:採水6/30:採水
岩倉団地水源42午前7時  32岩倉団地21棟
午前11時 29
午後7時  25
第1水源8-辻田公園
第2水源<5-自然生態園
第3水源5-大市場児童遊園
野寄町水源<5-野寄町児童遊園
東町水源32-白山公園
八剱町水源-20
(6/12:採水)
八剱町中児童遊園
曽野町東水源-23
(7/3:採水)
竹林公園

※ <5は、定量下限値未満をあらわしています。

  定量下限値は、その分析法で正確に定量できる最低濃度のことをいいます。

※ 稼働停止中の曽野町西水源および曽野町北水源は、検査を実施しません。

※ 岩倉団地水源は、令和7年3月25日から県水自己水の給水量をおよそ1対1としていましたが、6/30の採水にあたっては県水7、自己水3の割合で給水しています。

※ 岩倉団地の水源では、県水を常時一定量配水池に流入しているのに対し、自己水は配水池の水位が下がったとき(使用水量が多い時間帯)に県水の約6倍の量を配水池に流入しています。このため、時間帯によって濃度の増減がないかを確認するために、6/30の採水では時間帯を3回に分けて実施しています。


2.【原水】検査結果

 (1)岩倉団地第1水源:66ナノグラム、岩倉団地第2水源:57ナノグラム

 (2)第3水源:41ナノグラム


3.今後の予定

 【岩倉団地水源】

 令和7年9月、12月、令和8年3月にも給水栓において検査を実施します。

 (令和8年度より水質管理目標項目から水質基準への格上げが予定されており、3か月に1回の検査が基本となりますので、同様の対応を実施します)

 【岩倉団地水源以外】

 令和7年度は年に1回の検査、令和8年度以降は年に4回の検査を実施します。


関連情報

 >井戸水利用者への注意喚起についてはこちら(別ウインドウで開く)

岩倉市給水区域図はこちらをご確認ください

※岩倉団地水源:県水と自己水を混合するためのすべての工事が完了しました。

岩倉団地水源では、暫定目標値以内ですが、PFOSおよびPFOAの濃度を軽減するための工事を岩倉団地配水場の敷地内で実施し、令和7年3月21日(金)には、地中内に埋設したコンクリート製のピット内に電動弁と電磁流量計の設置が完了しました。その後、県水連絡管の洗管作業を実施し、令和7年3月25日(火)より、県水と自己水との混合による給水を開始しました。また、ピット周辺のコンクリート打設などの復旧作業も完了し、令和7年4月10日(木)には、全ての現地作業を終了しました。

工事期間中、地域の皆さんには、交通規制や騒音など、ご不便をおかけいたしましたが、無事に工事を完了することができました。ご協力ありがとうございました。

そもそもPFASとは何か

 PFASとは、一万種類以上存在する「有機フッ素化合物」の総称であり、中でも代表的な物質とされるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)については、発がん性などが指摘されています。

 PFASは水や油をはじき、熱や薬品に対して安定的な特性を持つことから、消火剤やフライパンのコーティング剤など、幅広い産業品や日用品に活用されてきましたが、現在はPFOSおよびPFOAの製造や輸入を原則禁止しています。


PFASを使用した主な製品

 泡消火薬剤、半導体用反射防止剤、レジスト(工業用保護膜)、金属メッキ処理剤、殺虫剤、界面活性剤など


PFASに関する詳しい情報・最新の情報については、環境省HPをご覧ください。

有機フッ素化合物(PFAS)について(環境省)(別ウインドウで開く)

PFOS・PFOAとは?(環境省リーフレット)(別ウインドウで開く)

人体への影響について

 PFOSやPFOAは、コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては、いまだ確定的な知見がありません。そのため、現在も国際的にさまざまな知見に基づく検討が進められています。日本では環境省が「PFASに対する総合戦略検討専門家会議」を設置し、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。

PFOSおよびPFOAの水道水における基準について

 水道水におけるPFOSおよびPFOAの含有量については、水質管理目標設定項目という位置付けにより、水質管理上留意すべき事項とされています。

 水質管理目標設定項目には、水道法第4条に規定された水質基準にあるような遵守義務や検査義務はありませんが、水質基準に準じた検査を推奨されています。

PFOAおよびPFOSの暫定目標値は以下のとおりです。

 1L当たりのPFOSの含有量 + 1L当たりのPFOAの含有量 ≦ 50ng(ナノグラム)

 PFOSおよびPFOAの暫定目標値は、体重50kgの人が水道水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても、暫定目標値以下であれば健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定された値です。

 動物実験から人の耐容摂取量(TDI)を算出し、一生涯における飲料水からのPFOSおよびPFOAの摂取量がTDIの10%以下になるように計算した結果、PFOS、PFOAそれぞれの評価値は50ng/Lとなります。さらに安全性を鑑みて、PFOSとPFOAの合計値を50ng/L以下とすることが暫定目標値として定められています。

※ 令和6年12月24日に開催されたPFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議において、現行の水質管理目標設定項目という位置付けを水質基準に見直す案が示されました。

お問い合わせ

岩倉市役所建設部上下水道課

電話: 0587-38-5815 ファックス: 0587-66-7135

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

岩倉市役所

〒482-8686 愛知県岩倉市栄町一丁目66番地  電話:0587-66-1111

窓口受付時間:平日の午前8時30分から午後5時15分。祝日(振替休日を含む)、年末年始を除く。
日曜日(年末年始を除く)は、市民窓口課の証明発行業務を午前8時30分から正午まで実施しています。

法人番号:3000020232289

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