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段ボールコンポストを始めてみませんか?

  • [更新日:2025年6月17日]
  • ID:7366

 段ボールコンポストとは、家庭で簡単に作れる生ごみ処理容器のことです。 

 ぼかし肥料などを利用して、微生物の力で生ごみを分解することで堆肥を作ります。段ボールコンポストを使ってできた堆肥は、化学物質を使わない自然な肥料として家庭菜園などで利用できます。

 ごみ減量と資源の有効活用につながり、環境にも家計にも優しい取り組みです。

段ボールコンポストの作り方

《準備するもの》

(1)段ボール箱
(防水加工でないもの)

(2)中敷き用段ボール

(3)新聞紙

(4)腐葉土、ぼかし

(5)スコップ

(6)ガムテープ

(7)設置台(ブロック、
発泡スチロールなど)

(8)覆い布
(防虫ネットなど)

《作り方》

(1)虫が入り込まないよう
段ボールの隙間をふさぎます

(2)箱の底に新聞紙を敷きます
(余分な水分を吸収するため)

(3)箱の底に、中敷き用段ボール
入れて補強します

(4)腐葉土とぼかしを10:1の
割合で箱の約7割まで入れます

(5)スコップや手で、腐葉土と
ぼかしをよくかき混ぜてください

(6)布などを被せて、通気性を確保するため、
設置台の上に置いたら完成です!

《生ごみの入れ方とお手入れの仕方》

(1)生ごみを入れる

(2)しっかり混ぜる

(3)毎日繰り返す

ポイント
・投入できる目安の量1日当たり500g程度(25ℓの場合)
・投入期間は3~6か月程度
・土が乾燥している場合は水を加えてかき混ぜてください
・生ごみを入れない日も、発酵に必要な空気を取り込むためにかき混ぜましょう
・生ごみを細かくすると分解されやすくなります
・白カビの発生は発酵が進んでいる証拠なので問題ありません
・虫の発生を防ぐために、生ごみはなるべく早く投入しましょう
・分解が順調に進んでいると温度が20~40度になります

※段ボールコンポストは雨に濡れず、風通しのいい場所に設置します

《入れて良いもの、良くないもの》
〇良いもの×よくないもの

・炭水化物(ごはん、うどん、パンなど)

・加熱した肉、魚

・野菜や果物の皮、切りくず

・発酵食品(味噌は×)

・油(揚げ物したあとの油でもOK)

・コーヒーかす、茶殻など(消臭効果あり)

・生肉、生魚…においの原因になる

・柑橘類…殺菌成分があるため、発酵の妨げになる

・玉ねぎ、トウモロコシの皮…分解されにくい

・骨、貝殻…分解されない

・漬物、味噌…塩分が強いと堆肥に向かない


《熟成を始めるタイミングと方法》

生ごみを分解させた基材(腐葉土とぼかしを混ぜたもの)を堆肥として使用するには、熟成を行う必要があります。

熟成を行わずに堆肥として使うと、根を痛めてしまうため、必ず熟成を行いましょう

《始めるタイミング》
・分解のスピードが遅くなり、基材にべたつきを感じるようになった
・土の色が黒くなってきた

《方法》
1週間に1回程度水を加えてかき混ぜて熟成させる
期間:夏期1か月 冬期2か月
生ごみの形がなくなり、水を入れても温度が上がらなくなったら熟成終了です。

堆肥で使う

生ごみの形がなくなり、水を加えても温度が上がらなくなったら熟成完了。

栄養豊富な堆肥の完成です!

土と堆肥を3:1の割合で混ぜて、家庭菜園などで活用できます。


段ボールコンポストQ&A

【設置について】

Q1 覆い布はどんなものを使えばいい?

A1 通気性を保ち虫の侵入を防げるものであれば、市販されている防虫ネットや目の細かい洗濯ネット、着古したTシャツなどでもOKです。

★不要になったTシャツで作る覆い布の作り方

(1)わきの下部分で切る。

(2)切った部分を一直線に縫う。

(3)段ボールにかぶせる。
(虫が侵入しない程度にひもなどで締める)

Q2 どこに置けばいい?

A2 雨の当たらない風通しのいい場所であれば設置可能です。温度を上げるために日当たりの良い所が理想ですが、北向きでも日蔭でも大丈夫です。


Q3 設置台は必要?

A3 段ボールの底が濡れると破れやすくなります。また、底部分からも空気が入れ替わるので、ブロックなどの設置台で空気の通り道を作ってください。

例1:ブロック


例2:プラスチックかご

Q4 段ボールのふたは開けるor閉める?

A4 開けた状態で覆い布をかぶせます。(はじめはふた部分を外に折り返したほうがかき混ぜやすいです。量が増えたらふた部分を立てて四隅をテープでとめて使うこともできます。)


【使い方・お手入れ方法】

Q5 毎日混ぜなければいけない?

A5 できるだけ毎日混ぜるのがよいですが、2~3日であれば問題ありません。空気が好きな微生物の働きで生ごみを分解するため、全体をよく混ぜて空気を取り入れたほうがより早く堆肥化が進みます。


Q6 入れてはいけないものはある?

A6 基本的には生ごみであればなんでも大丈夫ですが、分解しづらいものはあります。貝殻や骨、卵の殻、とうもろこしの皮、たまねぎの外皮などは分解に時間がかかります。また、漬物や味噌などの塩分の強いものは堆肥には向きません。


Q7 どれくらい入れられる?

A7 一日当たり500g程度が目安です。大きいものは小さく切ってから入れると早く分解されます。投入期間は3~6か月程度です。


Q8 入れ方のコツは?

A8 前日に入れた生ごみをよくかき混ぜ、中心部分に穴を掘って生ごみを投入し、上から基材(腐葉土とぼかしを混ぜたもの)をかぶせます。土が乾燥している場合は水分を加えてかき混ぜます。

真ん中に穴をあけて生ごみを投入

上から基材をかぶせる

Q9 水分量の目安は?

A9 基材を握ったときに「形にはなるけど、つつくとほぐれる」程度がちょうどいい水分量です。お団子状に固まってしまうのは水分量が多すぎます。少ないときは水や米のとぎ汁などを少量ずつ足します。多いときは米ぬかやおがくずなどを加えるか、天日干しするなどして調整してください。


Q10 温度は何℃くらいになる?

A10 分解が順調に進んでいると20~40℃くらいになります。温度を上げるには、廃食用油やツナ缶の油などを加えると効果があります。


【こんなときどうする?】

Q11 においが気になるときは?

A11 生肉や生魚など動物性たんぱく質を多く含む物は匂いの原因になります。コーヒーかすや茶殻などを入れると消臭効果があります。


Q12 虫がわいちゃった(T_T)

A12 除去する場合は殺虫剤ではなくアルコール消毒剤などを使用しましょう。お酢には虫を遠ざける効果があるので、コンポスト内にスプレーしておくと虫がつきにくくなります。また、透明なビニール袋に基材を入れて密封し、天日干しすることで虫を死滅させることができます。基材を戻すときに底板の段ボールが傷んでいたら取り替えましょう。


Q13 カビが発生している(-_-;)

A13 白いカビは発酵が進んでいる証拠なので問題ありません。堆肥の中に混ぜ込んでください。青いカビや黒いカビの場合は、有害なカビ毒を発生させたり、アレルギーの原因になることもあるので、拭き取ってもまた発生するときには新しい段ボールコンポストに取り替えることをお勧めします。


Q14 基材がベタベタしてきた

A14 堆肥として使用するための「熟成」を始めるタイミングです。生ごみの投入を中止し、1週間に1回、1リットル程度の水を加えて混ぜ、分解を促進します。夏場なら1か月、冬場なら2か月程度で生ごみの形がなくなり、水を加えても温度が上がらなくなったら熟成完了。堆肥として使えます。土と堆肥、3:1の割合で混ぜて使用します。

※熟成を行わずに堆肥として使用すると、根を痛めてしまうため、必ず熟成を行いましょう。


【受付終了】段ボールコンポストを無料で配布します

【配布上限数に達したため、受付は終了しました】

生ごみの減量・資源化を進めるため、各ご家庭で手軽に実施できる「段ボールコンポスト」の基材を、試験的に無料配布します。ぜひお申込みください。

※配布物品は、「段ボールコンポストの作り方」の《準備するもの》のうち、(1)~(4)です。

※今回配布する“ぼかし”は、市民団体「わくわく会」からご提供いただきました。

《無料配布の申込方法》
申込期間6月2日(月)から
申込方法清掃事務所へ電話(66-5912)または下記申込フォームから
配布開始6月9日(月)から
配布場所(1)市役所3階環境政策課(2)清掃事務所
対象市内在住の人
配布個数30個※先着順

※段ボールコンポストの利用状況などの調査を行う場合があります。ご協力をお願いします。

●申込ページはこちら(別ウインドウで開く)

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

岩倉市役所

〒482-8686 愛知県岩倉市栄町一丁目66番地  電話:0587-66-1111

窓口受付時間:平日の午前8時30分から午後5時15分。祝日(振替休日を含む)、年末年始を除く。
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