段ボールコンポストを始めてみませんか?
- [更新日:2025年5月23日]
- ID:7366
段ボールコンポストとは、家庭で簡単に作れる生ごみ処理容器のことです。
ぼかし肥料などを利用して、微生物の力で生ごみを分解することで堆肥を作ります。段ボールコンポストを使ってできた堆肥は、化学物質を使わない自然な肥料として家庭菜園などで利用できます。
ごみ減量と資源の有効活用につながり、環境にも家計にも優しい取り組みです。

段ボールコンポストを無料で配布します
生ごみの減量・資源化を進めるため、各ご家庭で手軽に実施できる「段ボールコンポスト」の基材を、試験的に無料配布します。ぜひお申込みください。
※配布物品は、「段ボールコンポストの作り方」の《準備するもの》のうち、(1)~(4)です。
※今回配布する“ぼかし”は、市民団体「わくわく会」からご提供いただきました。
申込期間 | 6月2日(月)から |
申込方法 | 市役所環境政策課へ電話または下記申込フォームから |
配布開始 | 6月9日(月)から |
配布場所 | (1)市役所3階環境政策課(2)清掃事務所 |
対象 | 市内在住の人 |
配布個数 | 30個※先着順 |
※段ボールコンポストの利用状況などの調査を行う場合があります。ご協力をお願いします。
●申込ページはこちら(別ウインドウで開く)

段ボールコンポストの作り方

《準備するもの》

(1)段ボール箱
(防水加工でないもの)

(2)中敷き用段ボール

(3)新聞紙

(4)腐葉土、ぼかし

(5)スコップ

(6)ガムテープ

(7)設置台(ブロック、
発泡スチロールなど)

(8)覆い布
(防虫ネットなど)

《作り方》
(1)虫が入り込まないよう
段ボールの隙間をふさぎます

(2)箱の底に新聞紙を敷きます
(余分な水分を吸収するため)
(3)箱の底に、中敷き用段ボール
入れて補強します
(4)腐葉土とぼかしを10:1の
割合で箱の約7割まで入れます
(5)スコップや手で、腐葉土と
ぼかしをよくかき混ぜてください
(6)布などを被せて、通気性を確保するため、
設置台の上に置いたら完成です!

《生ごみの入れ方とお手入れの仕方》
(1)生ごみを入れる

(2)しっかり混ぜる

(3)毎日繰り返す
・投入できる目安の量1日当たり500g程度(25ℓの場合) |
・投入期間は3~6か月程度 |
・土が乾燥している場合は水を加えてかき混ぜてください |
・生ごみを入れない日も、発酵に必要な空気を取り込むためにかき混ぜましょう |
・生ごみを細かくすると分解されやすくなります |
・白カビの発生は発酵が進んでいる証拠なので問題ありません |
・虫の発生を防ぐために、生ごみはなるべく早く投入しましょう |
・分解が順調に進んでいると温度が20~40度になります |
※段ボールコンポストは雨に濡れず、風通しのいい場所に設置します
〇良いもの | ×よくないもの |
---|---|
・炭水化物(ごはん、うどん、パンなど) ・加熱した肉、魚 ・野菜や果物の皮、切りくず ・発酵食品(味噌は×) ・油(揚げ物したあとの油でもOK) ・コーヒーかす、茶殻など(消臭効果あり) | ・生肉、生魚…においの原因になる ・柑橘類…殺菌成分があるため、発酵の妨げになる ・玉ねぎ、トウモロコシの皮…分解されにくい ・骨、貝殻…分解されない ・漬物、味噌…塩分が強いと堆肥に向かない |

《熟成を始めるタイミングと方法》
生ごみを分解させた基材を堆肥として使用するには、熟成を行う必要があります。
熟成を行わずに堆肥として使うと、根を痛めてしまうため、必ず熟成を行いましょう。

《始めるタイミング》
・分解のスピードが遅くなり、基材にべたつきを感じるようになった
・土の色が黒くなってきた

《方法》
1週間に1回程度水を加えてかき混ぜて熟成させる
期間:夏期1か月 冬期2か月
生ごみの形がなくなり、水を入れても温度が上がらなくなったら熟成終了です。

堆肥で使う
生ごみの形がなくなり、水を加えても温度が上がらなくなったら熟成完了。
栄養豊富な堆肥の完成です!
土と堆肥を3:1の割合で混ぜて、家庭菜園などで活用できます。
お問い合わせ
岩倉市役所市民協働部環境政策課廃棄物グループ
電話: 0587-66-5912 ファックス: 0587-66-5942
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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