文化財防火訓練について
- [更新日:2023年6月23日]
- ID:2891
文化財防火訓練について
毎年1月26日は,「文化財防火デー」です。
文化財防火デーは,昭和24年1月26日に,現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し,壁画が焼損したことにより制定されました。
この出来事は国民に強い衝撃を与え,火災など災害による文化財保護の危機を深く憂慮する世論が高まり,文化財保護思想の一層の強化徹底を図るために普及啓発事業が行われるようになりました。
その一環として,法隆寺金堂の焼損した日であること,1月と2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから,昭和30年に,当時の文化財保護委員会(現在の文化庁)と国家消防本部(現在の消防庁)が1月26日を「文化財防火デー」と定め,文化財を火災,震災その他の災害から守るとともに,全国的に文化財防火運動を展開し,文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。
それ以来,毎年1月26日を中心に,文化庁,消防庁,都道府県・市区町村教育委員会,消防署,文化財所有者,地域住民等が連携・協力して,全国で文化財防火運動を展開しています。
岩倉市においても市内各所に点在する貴重な文化財を火災・震災・その他の災害から守るため、1月26日に近い日程で、毎年市内の神社仏閣等において文化財防火訓練を行っております。
曽野町 神明社での訓練風景(令和4年度)
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岩倉市役所教育部生涯学習課生涯学習グループ
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