レコード盤[レコードバン]

民俗資料に関するデータを紹介します。

0923_01

日本ビクター蓄音器株式会社製

径:0.25(10インチ)

昭和11年頃

音楽情報が刻み込まれた円盤で蓄音機に掛けて音楽を聴いた。シェラックという素材で作られており脆い為落とすと割れやすく「瓦盤」との俗称もあった。後に長時間(30分程)収録できるLP盤が登場しそれと区別するためにSP(standard　play)盤と呼ばれるようになった。ビクター家庭音楽名盤集シリーズの一つとして発売された。SP盤は収録時間が短く、長い曲や多くの楽曲を収録するには複数に分ける必要があり、これらをアルバムに収納して販売された。この名残で複数の曲が収録されたCDがアルバムと呼ばれている。

SP盤
両面あり
「日本ビクター蓄音器株式會社」「VICTOR　RECORD　LIBRARY　FOR　EVERY　HOME」
A面:「花火　組曲(ヘンデル曲)」HL-32-A(1716-A)
B面:「郭公と夜鶯(ヘンデル曲)」HL-32-B(OB1583-2)