市長と企業との意見交換会（令和4年5月19日）

　5月19日（木曜日）、第5次岩倉市総合計画に掲げる「マルチパートナーシップ」推進のための取組として、「公民連携によるSDGsの推進に向けて」をテーマに、市長と企業との意見交換会を開催しました。

　はじめに久保田市長からの「マルチパートナーシップによるまちづくり」についての話があり、それに続き、日本福祉大学特任教授の千頭聡（ちかみ　さとし）さん（岩倉市環境基本計画検討委員会委員長）によるミニ講演「マルチパートナーシップに基づくSDGsの推進と企業の役割」が行われました。また、企業同士の連携の好事例の発表があり、石塚硝子株式会社より、製品の製造に必要な原料をこれまで捨てられていた卵の殻に置き換えることで環境負荷とコストの両方を削減できた事例が紹介されました。
　引き続いて行われた意見交換では、参加企業におけるSDGsに関する考えや現状、今後の展望や推進のための課題、悩みなどについて意見が交わされました。参加者からは「社員・従業員1人1人ができることを考える必要がある」「官民連携・官民共創が言われる中で、こういった機会を続けていくことがSDGsの推進につながる」「自社の枠だけで考えるのではなく、それぞれの強みを持つ人や企業との協業が重要だと感じた」などの意見や感想が聞かれました。